構成例

デスクで3台を同時充電する100W級の計算例

60WのノートPC、20Wのスマートフォン、5Wの小型機器を同時充電する仮定で、合計、15%の計画余裕、ポート配分を確認します。

先に結論仮定の同時負荷85Wへ15%の計画余裕を加えると98Wとなり、100W級が最初の候補です。ただし、3台同時時に60W・20W・5Wを各ポートへ配れることが別条件です。

これは計算方法を示す仮想例であり、特定製品の実測や推奨ではありません。手持ち端末では、必ずメーカー公式の推奨W数へ置き換えてください。

入力条件

デスクで次の3台を同じ時間に充電すると仮定します。

端末 必要W数 端子 同時充電
ノートPC 60W USB-C はい
スマートフォン 20W USB-C はい
小型機器 5W USB-C はい

同時充電プランナーの初期例と同じ条件です。

合計と計画余裕

同時負荷は次です。

60W + 20W + 5W = 85W

本サイトの変更可能な初期仮定として、15%の計画余裕を加えます。

85W × 1.15 = 97.75W → 保守的に98W

比較クラスでは100W級が最初の候補になります。15%はUSB規格が要求する値ではありません。0%にすれば85Wで、利用者が計画方針に合わせて変更できます。

必要ポート

この例は3台すべてUSB-Cなので、同時に使うUSB-C出力が3口必要です。ここで「合計100W・USB-C 3口」まで候補を絞れます。

しかし、次の仮想配分では結果が異なります。

3台同時時の仮想配分 PC スマートフォン 小型機器 判定
候補A 60W 20W 15W 数字上は候補
候補B 45W 30W 20W PCの条件不足

両方とも合計95Wですが、候補BはPCの60Wを満たしません。したがって「100W級」だけでは購入条件として不十分です。

詳しい照合方法は複数ポートの配分表で確認できます。

ケーブル条件

3台をUSB-C to USB-Cでつなぐ仮定では、端末側の必要W数はすべて60W以下です。そのため電力だけを見れば、それぞれ60W以上の表示が候補です。

ただし、PCのケーブルで外付けSSDや映像も使う場合は、電力と別にデータ・映像条件を追加します。ケーブル要件チェッカーへ実際の用途を入力してください。

デスクでの運用を決める

計算後はポートを固定します。

  • C1: ノートPC
  • C2: スマートフォン
  • C3: 小型機器

ケーブルにも同じラベルを付ければ、別のポートへ挿して配分が変わる失敗を減らせます。家族と共用する場合は、端末名ではなく「PC 60W」「スマホ 20W」のように必要条件を書きます。

100W級が向いていない場合

次の条件なら、1台への集約を見直します。

  • 3台同時時の60W配分が見つからない
  • 端末を挿すたびポート位置が変わる
  • 1台の故障で全端末が止まるのを避けたい
  • 3台同時でなくてもよい

この場合、PC用を単ポートで残し、小型2台だけをまとめる構成も比較します。単ポートと複数ポートの比較が判断材料になります。

次にすること

手持ち端末の公式W数へ置き換えて同時充電プランナーを実行し、候補商品の3台同時配分を照合します。数字が合ったら購入前チェックリストで安全表示と保証・返品条件を確認してください。

参照した情報源

  1. USB Charger (USB Power Delivery)一次情報・確認日 2026-07-30
  2. Cables and Connectors一次情報・確認日 2026-07-30